時間・呼吸・存在

インタビュー

張 夢思

美術学科

立体アート専攻

張 夢思

ZHANG Mengsi
A:私が世界をどのように感じ、自然の「生まれて、やがて消える」あり方に共感しているかは、素材への感受と深く結びついています。素材ごとに、時間感、生命感、存在感は異なります。石は沈黙し、人の時間感覚を超えた広がりを感じさせます。木には、より柔らかく、温かな呼吸があり、紙にも、軽やかさの奥に張りつめた緊張感があります。制作を通して、素材に触れ、抵抗を感じ、応答を探る中で、存在とは何かを考え続けています。
A:私にとって芸術は、何かを伝えるためのものというより、自分の精神が生き続けるために必要な場所です。黒御影石の沈黙に触れ、そこに帰属感を感じるとき、私はようやく生きていられると感じます。作品は精神的な産物であり、現実の世界に存在しながらも、同時にその外側へと開かれていると思います。私は、目に見える形よりも、存在の本質や密度に強く惹かれています。芸術は、私が世界の中で呼吸し続けるための、静かな支えです。