JOSHIBISION 2024
―アタシの明日―
彼女、彼らの作家としての目を通して見た今の時代、世界はどのような色で、どのような形をし、どのような音で、味で、匂いで、肌触りなのでしょうか。
世間では今が困難な時代のように語られ、先を見通せない不安定さを表す言葉で溢れています。ただ、どの時代も今という点の連続性<日常>の中で生きている私たちは、昨日と同じにいることはできず、将来に100%の確立などなく、どこに大きな転換点(良いか悪いかは別として)が潜んでいるか判らずにいます。
そんな固定されない私たちの不透明で曖昧な日常の中では視点を定めて、何か(どこか)を見つめ続けることは難しいでしょう。
その困難さの中でブレて、ボヤけて、見えにくく朧げな輪郭は、もしかするとしっかりとした像を結ばないかもしれません。
しかし、目を凝らして見つめ続けようとする行為は、その行為自体に意味を持ち今という点の連続性<日常>を切り取り、時代として、世界として、作品として、私たちの前に立ち現れているように思えてなりません。
JOSHIBISIONは1900年に「芸術による女性の自立」、「女性の社会的地位の向上」、「専門の技術家・美術教師の養成」を建学の精神として設立され、その時代々に今を生きたクリエイションの積み重ねとして今に至る女子美術大学の現在を広く知って頂く機会として企図された展覧会です。
展示会場では2つの展示室に付属高等学校の卒業制作展、大学院・学部・短期大学部より選抜された作品が展開されています。テーマも手法も表現もそれぞれに異なる今を作品ひとつひとつに感じ、自らの一歩を明日に踏み出していただければ嬉しく思います。
JOSHIBISION 2024
ディレクター 首藤 圭介
ポスタービジュアルコンセプト
「ジョシビパワー」をテーマに自身の作風とマッチさせストレートに表現しました。ネオンが人々を惹きつける理由のひとつに、暗闇にうかぶ光のまばゆさ・華やかさがあると思います。未来のことは誰にも分かりません。そのうえ、不確かさに拍車のかかる現代です。女子美生たちはそんな逆境を乗り越えられるパワーを持っています。自分の力を信じ、明日を切り開いてほしいという願いを込めて本ビジュアルを作成しました。

JOSHIBISION2024 メインビジュアル担当
はらわた ちゅん子
HARAWATA Chunko
イラストレーター
日本の路地やアジアの喧騒にインスピレーションを受けながら、ネオンサインのデザインやネオンサイン調のイラストレーション(ネオン画)を手掛ける。
Instagram @chung_kang.0302
2016年
女子美術大学短期大学部 デザインコース 卒業
WORKS(抜粋)
2021年10月
ユニクロ台北 全球旗艦店 ウィンドウアートデザイン
2022年3月
株式会社GREE オフィスアートプロジェクト参加
2023年5月
椎名林檎 × milennium parade「W●RK」MV内ネオンサインデザイン
2024年11月
PARCO PRODUCE 2024「HIROSHI MIKAMI / HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】」グッズデザイン
2025年2月
ドン・キホーテ高知店 アパレル・店内装飾コラボ
SOLO EXHIBITIONS(抜粋)
2020年2月
赤線ネオン画展(カストリ書房/東京)
2021年6月
好吃夜市(シカク/大阪)
2022年7月
遊泳ネオン(VINYL TOKYO/東京)
2023年9月
爛爛(博多阪急/福岡)
2024年4月
我愛霓 ナニワ編(LAUGH & PEACE ART GALLERY/大阪)
2025年2月
セクシーご当地ネオン画展(カストリ書房/東京)
GROUP EXHIBITIONS(抜粋)
2021年12月
大ネオン展(松坂屋静岡店/静岡)
2022年2月
霓夢 虎 NEON DREAM 2(excube/大阪)
2023年12月
古今東西ニッポンの風景展(目黒雅叙園 百段階段/東京)
2024年1月
大ネオン展 FIND NEW WAVE(東京タワー タワーギャラリー/東京)
2025年3月
ネオンかわいい。展(ドミロン/兵庫)