庭の唄
インタビュー

美術専攻
日本画研究領域
李 丹
LI Dan
A:私の作品に登場するカラスは「自己愛のバランス」を象徴しています。環境によってカラスの姿や振る舞いが変化するように、人の自己愛も状況によって揺れ動きます。私はその微妙な変化を描くことで、日常の中にある自己と向き合う時間を可視化しようとしています。また、カラスは知性や神秘性を持つ存在としても知られ、私にとっては内面を映し出す鏡のような存在です。
A:アートとは、私にとって「内面を可視化する手段」です。日常の中に潜む感情や記憶を形にすることで、自分自身を知るだけでなく、他者と共有することもできます。私の作品では、墨や岩絵具の質感を活かし、自己愛や時間の流れを表現しています。見る人の記憶や感情に寄り添い、何かを感じてもらえる存在になれたらと思います。