ガラス / キルンキャスト
デザイン・工芸学科
工芸専攻
私の人生を見直した時にトイレで過ごした時間がとても長い気がする。一人になりたい時、お腹が痛い時、親や教師から逃げた時、悔しくて泣いた時、誰にもわからない笑いの壺に入ってしまった時、喧騒から逃れるために音姫を聴きながら目を瞑った時、便座の温もりを感じたくなった時、すべてのひと時をトイレと共に過ごした。私にとってトイレは友達でありパートナーなのだ。