月、太陽、野、黄金の誕生

インタビュー

佐藤 里楠子

造形学科

美術コース

佐藤 里楠子

SATO Rinako
A:北欧神話は個性的な神々の物語もさることながら、大自然そのものが書かれているとも読み取ることができます。 私は人の姿を描くことには興味がありません。興味を持って描いているのは、建築等の人が作った物か、自然そのものです。とても美しいと感じるからです。神話を通して、北欧の大地に惹かれたことがきっかけだと思います。 アイスランドに行きたいです。氷河や火山、岩の大地などをきちんと見て、絵を描きたいです。
A:概念をビジュアルで表現しようとした事から、なんらかの装飾、考えるきっかけをあたえる物と文章等、先人たちが開拓した領域の全てがアートだと思います。私にとってアートの心地良いところは、自分の為だけに美しいものをつくってよいところです。それは、デザインのように人の為に作るでも無く、分かりやすくする必要も無い楽さです。このような考えもアートとして定義してくれた先人がいる事がまた、面白いところだと思います。