遠くに住むおばあちゃんの話
インタビュー
造形学科 デザインコース
メディア
出口 蘭
DEGUCHI Ran
A:祖母は、三重県に住んでいて会うのは年に1回程度です。なかなか会えない祖母のために何かしようと考えた時に、17歳の頃から制作過程や作品をLINEで送るようになりました。祖母はそれをとても楽しみにしてくれていました。なので、学生生活最後に作るものは祖母に向けたプレゼントのような作品にしようと考え、祖母の実話をもとにした作品を制作しました。
A:わたしにとってアートは、発見です。大学に入る前は、特に自我はないし、目の前に出されたものをただこなすだけで、好きなことも、熱中できるものもわたしの中にありませんでした。しかし、アートを通じて自分ってこんなものが好きなんだ。こんなことを思ってたんだ。と気づく機会が増えて、日々わたしについて新しい発見が生まれるようになりました。