タコススタンド56

インタビュー

TACOS STAND56

美術学科

洋画専攻

TACOS STAND56

TACOS STAND56
A:完全に理解し合うことが不可能であるままにしながらも関わり続けることを「相互的な理解」、即ちコミュニケーションだと考えました。話し合いや歩み寄りによって出た意見や感情は過程に盛り込まれ、境界線が引かれていきます。意見の衝突や大きな変化は無かったものの、制作を通じて全員が一貫してコミュニケーションに真摯に向き合い、プロセスを共有したことに意義を感じています。
A:支持体や形態に限らず、思考や感情をあるがままに保ち、それらの表出を通じて他者との精神的繋がりや精神的価値を生み出すことだと考えます。作り手が歩んできた軌跡を辿りながら、なぜそれを感じ、創作が行われたのか?という内面的な探究は新しい視点や問いを生み出します。私にとってアートとは他者を繋ぐ媒介であり、そこで生まれる精神の共有そのものであると考えます。