寝ても、覚めても
インタビュー

美術専攻
版画研究領域
郭 素平
GUO Suping
A:平面作品と製本作品の違いは、その鑑賞方法にあると思います。平面作品は一つの平面上にすべての要素が配置され、全体を一度に見ることができます。一方、本には読む順序があり、今回制作した蛇腹本では、一枚のリトグラフ作品を12ページに分け、左から右へと順に見ることで、作品にタイムラインの概念が加わります。同じ画面でも、鑑賞の順序や方法によって新たな物語や解釈が生まれるのが非常に興味深いと感じています。
A:アートとは世界と自分自身を観察するための手段だと思います。それは、第三者の視点から自分の生活や私たちが生きる世界を見つめる機会を与えてくれます。視点を変えて見ることで、新しい見方が生まれ、普段気づかなかった物事と感情に気づくことができます。私にとって、それは自分の心に向かう体験であり、本当の自分をより深く理解させることができます。