COOK NATURE
インタビュー
デザイン・工芸学科
ヴィジュアルデザイン専攻
氏江 桃子
UJIE Momoko
A:ただ楽しかったです。自然物を使う以上、最終的にどのようなものが立ち上がるかは完成するまで分かりません。この不確かさも、制作の楽しさでした。上手くいくのかと感じることもありましたが、毎日公園で材料を探す必要があったため、悩む余白はありませんでした。手を動かさなければ始まらないというスタイルは、幼い頃の原体験と重なるとともに、考えることを重視してきた私の思考と行動の距離を近づけるきっかけとなりました。
A:私にとってアートは「表現すること」、デザインは「考えること」です。デザインはやりたい表現が先行するのではなく、課題について考え、向き合い続ける中で自然と形が立ち上がってくるものだと思います。とはいえ表現から始まるデザインには自由さから生まれる感覚的な魅力があり、そこから思いがけないアイデアが生まれることがあります。だからこそ私は、考えることを軸に、思考と表現を往復する姿勢を大切にしています。
