追想

インタビュー

管野 実結

デザイン・工芸学科

工芸専攻

管野 実結

KANNO Miyu
A:布をスクリーンに見立て自身をそこに投影するための行為が染めの技法であり、布を染めるまでの工程は自分との対話に等しいと感じています。繊維に染みていく感覚が自身を理解しようして奥まで探っていく様に似ていて、その結果が滲みやズレ、発色、テクスチャ、空間感などの要素として表面に表れてくるのだと思います。
A:わからないです。デザインをしようとしていたらアートに近くなっていた、ということがあり、境界があやふやだと思っています。また、「表現」という言葉も未だに使いづらいと感じています。卒業制作は進める中の試行錯誤や考えの変化を経て、最終的に出てきたものが「表現した」ものだった、というだけでした。私個人としては何をやりたいかが重要であって、別の言葉に当てはめようとすると難しくなってしまうような気がします。