在る

インタビュー

大久保 華乃

デザイン・工芸学科

ヴィジュアルデザイン専攻

大久保 華乃

OKUBO Kano
A:今回の作品は、どの素材が自分の作品に適しているのか特に意識して選択するよう心がけていました。モチーフに選んでいるものに自然物が多かったので、木材に描画してみたり、空間作りでは、枝や石を使ってみたりするなど、作品がより魅力的になるように工夫しました。作品と素材、また展示によって光と影が作られ、それぞれが互いに影響しあって完成する空間に仕上げました。
A:アート・デザインとは、自分自身がどのような状態になっているのか、どのように感じて、考えているのかを教えてくれる存在のように感じます。絵を描いていると思っていることが自然と絵に滲み出てくることが多く、そこから考えを発展させていくことが度々あります。絵を描く行為は、次々と興味のあることに向かっていく自分の考えを発展させるきっかけ作りをしてくれるのではないかと思っています。